原油相場の上昇は正当?それともバブル? いろいろな人の見解
ブルームバーグに「原油相場:01年以降、697%高騰−インターネット・バブルしのぐ」という記事がありました。
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6月13日(ブルームバーグ):原油を先週、過去最高値の1バレル当たり139.12ドルに押し上げた上昇相場は、2000年に暴落したインターネット関連株の上昇率を上回った。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油相場は、1バレル当たり 17.45ドルだった01年11月以降、697%上昇し、ことしに入って28回最高値を更新した。
ブルームバーグとビスポーク・インベスメント・グループが集計したデータによると、株式相場で同様のパターンが見られたのは、インターネット関連株がナスダック総合指数を640%押し上げ、最高値となった8年前だった。
投資家らが、株式相場は、米半導体メーカー大手ブロードコムやインターネット小売り最大手の米アマゾン・ドット・コムなどの企業の利益に下支えされていないと結論付けたことから、ナスダック総合指数は2000年3月にピークに達して以降、78%急落。
約6兆ドル(約650兆円)相当の時価総額が失われた。
資産家で投資家のジョージ・ソロス氏やショーク・グループのスティーブン・ショーク社長は、原油相場は需給によって正当化される水準にないため、近く急落する可能性があるとの見方を示す。
ショーク社長は「今回の投資熱は、インターネット・バブルや不動産バブル、1920年代のダウ・ジョーンズ指数への投資熱、南海泡沫事件(18世紀の英国での投機ブーム)、オランダでのチューリップの球根への投資ブームと何も変わらない」と指摘。「歴史は何度も、何度も繰り返す」と語る。
ショークは、石油輸出国機構(OPEC)加盟国や米金融業界、石油会社などを顧客とし、エネルギー相場の見通しについてアドバイスしている。
インターネット・バブルとの違い
米プリンストン大学のバートン・マルキール教授(経済学)は、供給が制限されている一方、新興国の需要が拡大しているため、原油相場の上昇は正当化される可能性があるとみている。
同教授は、この点が、供給が「無限に拡大し得る」ため新株の発行が相場下落につながった1990年代のテクノロジー関連株の場合とは異なるとの見方を示す。
マルキール教授はプリンストンからのインタビューで「今回の状況は、インターネット・バブルの状況とは根本的に異なる」と指摘。
「原油が枯渇しつつあると言っているわけではないが、供給は明らかにひっ迫している。5年、 10年先には相場は134ドルを上回るだろう」との見通しを示す。
ビアンコ・リサーチ(シカゴ)のジェームズ・ビアンコ社長は「チャートを見て原油相場はバブルの特徴を帯びていると主張することはできる。ただ、最終的にピークに達するまでには長い時間を要する可能性がある」と述べた。
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http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=newsarchive&sid=axZniPGpl66Qバートン・マルキール教授は、原油相場の上昇は正当化される可能性があり、5年、 10年先には相場は134ドルを上回るだろうとの見通しですね。
バートン・マルキール教授といえば、あの「
ウォール街のランダム・ウォーカー」の著者として有名ですね。
最近の著書では「
中国株投資の王道」があります。